陶芸の焼き締めとは?素焼きとの違いは何?

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焼き締め。やきしめ、やきしめ。ずっと言っていたら、焼きめしになっていたごはんです。
食欲の秋ですね。
じゃなくて、焼き締めの話でした。
陶芸でいう焼き締めとは、一体何のことなんでしょうか?素焼きとの違いなど、疑問点をまとめてみました。

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陶芸知識・焼き締めとは何のこと?

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陶芸の焼き締め(やきしめ)とは、陶器の種類のひとつです。
陶器には釉薬という薬を表面にかけて、光沢を出したり器を頑丈にする工程があるのですが、(釉薬とは?種類や作り方をご紹介します

焼き締めの場合は、この釉薬をかける工程がありません。

その代わり窯の中で高温でしっかりと焼き上げられるというものです。
ちなみに、正確には「締め焼き」と呼ぶそうです。なぜか焼き締めの方が定着したんでしょうね。

代表的なものでは、備前焼や信楽焼がそうです。
こちらは備前焼。↓

素朴な土の色が、温かく味のある器ですね。

登り窯や穴窯を使用して、1100~1300℃の高温で長時間焼きます。長いと2週間にも及ぶのだとか!
この窯の中で焼いている最中に、自然とかかる灰などが自然釉となり、自然な色や模様が入ります。

これが個性豊かな、ひとつとして同じもののない陶器になるのですね。

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素焼きと焼き締めの違い


素焼き」というのは、釉薬のかかっていない陶器のこと。
「焼き締め」も釉薬がかかっていないので、同じでは?と思いますよね。
でも、素焼きと焼き締めには違いがあります。
それは、焼くときの温度

先ほどご紹介したように、焼き締めの温度は、1100~1300℃でした。
一方素焼きはというと、800~900℃。焼き締めより低い温度ですね。

素焼きは多くの場合、素焼きの後に釉薬をかけて再度焼き上げます。

素焼きのままのものもあります。例えば植木鉢が代表例。
よく、こうした鉢をホームセンターなどで見かけると思います。


素焼きの鉢は割れやすいのですが、水をよく通すので水はけがよく、鉢にぴったりなんです。

一方焼き締めの場合は、素焼きよりもさらに高温で焼くので、素焼きよりも割れにくくて水をあまり通しません。

ですので、食器やカップなどとしても使うことができます。

このように、素焼きと焼き締めは一見同じように見えるのですが、焼成時の温度が違うために全く異なるものになります。

 

いかがでしたか?

陶芸の焼き締めについてご紹介しました。これで素焼きとの違いもよくわかりましたね。

焼き締めを多く作られている産地に行かれた際は、ぜひ手に取ってチェックしてみて下さいね。

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